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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2018年6月13日 シドニー 吉川竜太

豪:Clive Palmer氏のQNI社、Queensland Nickel社のYabuluニッケル精錬所の再開を承認し、将来のコバルト回収や生産能力拡張の実施についても検討

 2018年6月6日及び7日付の地元メディアによると、2016年1月に破綻したQueensland Nickel社の元オーナーで、著名なビジネスマンであるClive Palmer氏は、Queensland Nickel社が保有していたYabulu Ni精錬所を、同氏が別に保有するQNI社を通じて再開させる計画を承認したことを明らかにした。同氏は、精錬所再開に必要な資金約500mA$を、同氏の「他のグループ企業」がQLD州内の銀行に保有する現金から調達する予定であり、第三者からの資金援助を求めることは検討しておらず、連邦・州政府とコミュニティが精錬所の短期間での再開に向けて一致団結する時が来た、とコメントしている。また地元メディアは、過去にQLD州Greenvale鉱山でニッケル採掘を実施した際に捨てられた廃滓には、価値にして6bA$に相当する69kt以上のコバルトが含まれており、その廃滓はQNI社により保有されているとPalmer氏が主張していることを報じている。QNI社はYabulu Ni精錬所にコバルトの精錬所を導入し、操業再開後7年の間、廃滓の再処理を実施して精錬した後、ブリスベン港から輸出することを計画しているとのこと。Palmer氏はYabulu Ni精錬所に1bA$以上を投資し、生産能力75kt/yにまで倍増させることを検討しているとも報じられている。

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