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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2018年6月14日 サンティアゴ 村上尚義

チリ:SQM社、Atacama塩湖からのリチウム生産能力を2021年までに約180,000LCEtへ拡張予定

 2018年5月25日付けニュース報道によると、SQM社は5月24日、チリ北部に位置するAtacama塩湖からのリチウム生産能力を2021年までに180,000LCE(炭酸リチウム換算)t/年へ引き上げるため、525mUS$を投資すると発表した。
 同社は、2018~2019年にはリチウム市場が20%を超えて成長すると予想しており、第1段階として、現在の生産量48,000LCEt/年から70,000LCEt/年まで増産するため、2018年に75mUS$を投資する予定。
 第2段階では、200mUS$の投資と18か月の期間をかけて120,000LCEt/年まで生産能力を拡張する。最終となる第3段階では、さらに250mUS$の投資を行い180,000LCEt/年まで生産量を引き上げる計画となっている。
 一方、SQM社はリチウム事業の成長に伴い2018年Q1に前年同期比約10%増となる113.8mUS$の利益を計上しているが、環境モニタリングの測定値が平常の変動幅を外れたため、今後6か月間かん水汲み上げ量を減らす必要があり、リチウム生産には影響が及ばないと考えられるが、カリウム生産量の減少により10~15mUS$の損失が予想されている。

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