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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年6月14日 サンティアゴ 村上尚義

チリ:CODELCO、2018年Q1の税引前当期純利益として537mUS$を計上

 2018年5月25日付けニュース報道によると、CODELCOは2018年Q1の操業状況について、税引前当期純利益は前年同期比約7%増の537mUS$となったことを発表した。これは政府が設定した目標額502mUS$を上回っており、生産コスト増および鉱石品位の低下による影響があったものの、銅価格の高騰、経営改善、そして販売数量の増加等が良い結果をもたらした要因とされた。
 2018年Q1におけるCODELCOの操業状況は次のとおり。
1.銅生産量は416千tとなった。前年同期比約7%増だが、目標の446千tには未達。鉱石品位低下が要因
2.C1コストは1.351US$/lbと前年同期比約1%増、そしてC3コストは2.295US$/lbと同約8%増になったものの、CODELCOを除くチリ銅産業のC1コストは平均1.535US$/lbであり、これを約12%下回った
3.同期間中の労使交渉として、Andina、Ministro Hales、Radomiro TomicおよびChuquicamataの各銅鉱山の労働組合と交渉を実施し、約1%の賃上げに押さえて労働契約更新を完了
4.2018年の設備投資額は633mUS$を予定。Felipe Larraín財務相は、各プロジェクトに必要な資金確保を確約
 一方、CODELCOは2018~2022年期の5年間の事業・開発計画についても言及しており、要点は次のとおり。
1.銅生産量は8,366千tに達すると予想され、銅価格を2.92~3.06US$/lbとすると、本期間の剰余金は総額12.873bUS$となると予想(2013~2017年期との比較では45%増、2008~2012年期との比較では56%減)
2.銅機密法による軍への拠出金は、総額6.123bUS$となる見込み(2013~2017年期との比較では21.7%増、2008~2012年期との比較では4.3%減)
3.各プロジェクトへの投資額は、21.311bUS$を見積もっており、2017年に想定された額より1.9%増となった。要因としては主にRadomiro Tomic廃さいダム建設および酸化鉱破砕システム変更に係る投資額
4.負債額は16.642bUS$に達すると予想(現在の負債額約14bUS$)
5.C1コストは平均1.387US$/lb、およびC3コストは平均2.236US$/lbの見込み

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