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鉱種:
2018年6月14日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:2018年第1四半期の主力金鉱山のキャッシュコスト、減少

 2018年6月8日付け地元紙によると、メキシコ大手金生産鉱山の生産コストは、加Goldcorp社が保有するPeñasquito鉱山のコスト削減の効果を反映し、第1四半期のキャッシュコストは減少した。民間機関の調査によると、2018年第1四半期に金を40,000oz以上生産した主要5社の同コストは、2017年第1四半期の568US$/ozから524US$/ozに減少している。なお、Fresnillo社及びMinera Frisco社のコストは、非公表のために含まれていない。
1.Peñasquito鉱山
Goldcorp社がZacatecas州に保有する同鉱山は、2018年第1四半期に98,000ozを生産するメキシコ最大級の鉱山であり、2017年第1四半期の生産コストは85US$/ozであったが、今期はマイナス315US$/ozにまで改善した。これは、副産物の生産によるものと、操業コストの引き下げに起因している。
2.Pinos Altos鉱山
Agnico Eagle社が保有する同鉱山は、金生産量減少、採掘コストの増加に加え在庫がないことから、採掘鉱石を処理した結果、前年同期の358US$/ozからUS$539/ozに増加した。
3.El Limón-Guajes鉱山
Torex Gold社がGuerrero州に保有する同鉱山は、生産量が前年同期の70,887ozから76,054ozに増加したものの、コストは671US$/ozから730US$/ozに増加した。
4.Mulatos鉱山
Alamos Gold社がSonora州に保有する同鉱山は、生産量が前年同期の40,000ozから46,000ozに増加し、主力のLa Yaqui鉱床のコストが減少した結果、前年同期の827US$/ozから786US$/ozに減少した。
5.Los Filos鉱山
GoldcorpがLeagold Mining社から2017年4月に買収した同鉱山(Guerrero州)は、生産量が前年同期の44,000ozから51,003ozに増加するとともに、コストも900US$/ozから880US$/ozに減少している。

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