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2018年6月18日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:鉱業における再生可能エネルギーの利用について

 2018年6月6日から8日にかけて開催されたZacatecas鉱業大会において、墨Grupo Bal社Jorge Gutiérrez Vera代表はメキシコの鉱業部門における再生可能エネルギー利用の重要性をテーマに講演を行った。以前国内の電力市場はメキシコ電力公社(CFE)が独占し事業を実施していたが、2014年のエネルギー改革により現在は民間企業に事業が開放されており、政府は企業に再生可能エネルギーの利用を促進することを国家戦略の一つとしている。メキシコにおける再生可能エネルギーの価格は過去10年間で低下しており、太陽光発電による電力の価格に関しては85%低下したという。墨Peñoles社は保有鉱山内に219.7MWの自社発電所を所有し、操業に必要な電力のうち96%を賄っているほか、Coahuila州とOaxaca州に風力発電所を保有し、地球環境への影響を低減させるだけでなく、電力コスト低下にも貢献している。さらに同社は、Zacatecas州に保有する鉱山でディーゼル燃料30%、天然ガス70%を使用した2台のトラックを試験的に導入しているという。Gutiérrez氏は、再生可能エネルギーの利用は環境保全に役立つことはもちろん、従業員の健康維持にも貢献するとし、鉱業部門におけるその重要性を強調した。

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