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ニュース・フラッシュ

鉱種:
マンガン 亜鉛
2018年6月20日 リマ 栗原健一

ペルー:El Brocal社、100%銅生産企業に転換の方針

 2018年6月4日付け地元紙によると、Buenaventura社のGobitz CEOは、Marcapunta銅鉱山の拡張プロジェクトは順調に進行しており、2018年第4四半期には本プロジェクトが完了し、粗鉱処理量は現在の8,000t/日から13,000t/日に増加する見通しを示した。さらに、投資額は20~30mUS$である一方、将来的には本鉱山の粗鉱処理量を20,000t/日まで引き上げたい考えを示した。
 さらにGobitz CEOは、Marcapunta銅鉱山を操業するEl Brocal社(Buenaventura社が権益の61.23%を保有)は、将来的には100%の銅生産企業となり、現在行われている亜鉛や鉛の生産は中止する方針を示した。
 次に、Yumpag銀プロジェクト(Lima州)に関しては、およそ20百万oz(約622.1t)の銀資源が存在し、年内にスロープを建設してより詳細な探鉱を実施するほか、操業開始後は、5kmの距離に位置するUchucchacua銀鉱山の付属鉱山として銀、鉛、マンガン等を生産する見通しを示した。また、Uchucchacua銀鉱山のインフラを共用するため投資額は小規模なものになるとコメントした。さらに、Uchucchacua銀鉱山の選鉱プラントの粗鉱処理量を、現在の4,000t/日から、段階的に5,000t/日、さらに6,000t/日へと引き上げ、本鉱山の生産量を将来的に50%増加する見通しを示した。
 一方、Trapiche銅プロジェクト(Apurimac州)については、15~20mUS$を投資して2018年にプレFSを、2019年にFSを実施する見通しのほか、地元地域との協議も進行しており、年内に長期の合意を達成できる見通しを示した。
 さらに金の資源量が2.2百万oz(68.4t)に上るSan Gabriel金プロジェクト(Moquegua州)についても、2018年にプレFS、2019年にFSを実施する予定である一方、現在のプレFSにおいては、岩石が柔らかいことから、低コストかつ安全で安定的な採掘方法を模索しているところだと説明した。
 また、Southern Copper社が落札したMichiquillay銅プロジェクトについて、Southern Copper社からのオファーがあれば、Buenaventura社としては是非とも共同参画したいとの意思を表明した。

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