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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年6月25日 ジャカルタ 南博志

インド:Vedanta Resources社の銅製錬所、州政府により永久閉鎖命令

 2018年5月30日付地元メディアによると、タミル・ナド州(インド南部)政府は28日、Vedanta Resources社Thootukudi銅製錬所に対し永久に閉鎖するよう命じた。同製錬所は20年以上前から操業されているが、数か月前から周辺住民等から環境汚染への懸念が示されていた。今般の命令は、22日に起きた製錬所閉鎖を求める抗議デモが暴徒化し警察の発砲により13人の死亡者を出したとされる事件が引き金となったと考えられている。同製錬所の銅カソード生産能力は約40万tで、インド国内では2番目の規模である。
 なお、同社は6月に入り傘下のザンビア・Konkola銅鉱山の生産量を2018年の10万tから20万tへの倍増及び将来の生産量40万tへの増強計画を発表している。また、Hindustan Copper社は、上記製錬所閉鎖後のインド国内の銅需要への対応のため生産能力を上限まで活用する準備を進めていることを明らかにしている。

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