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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年6月26日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:Grupo México社、Sonora州への投資を加速

 2018年6月21日付け地元紙は、Grupo México社の子会社Minera México社が、2019~2021年にSonora州の2郡において、2つの鉱山のプロジェクトの立ち上げと1つの精錬所プロジェクトに対し560mUS$を投資されると報じた。
 現在、需要が旺盛な亜鉛を増産し、輸出体制を強化するため、採掘後に付加価値を加えることを計画に組み込み、生産能力を増強する。新しい亜鉛鉱山であるBuenavista ZnプロジェクトはCananea郡に位置し、建設工事には420mUS$の投資が見込まれる。なお、粗鉱は既存の鉱山のプラントで処理され、銅及び金を含有するEl Pilar鉱山の粗鉱処理には210mUS$の投資が行われ、Buenavista鉱山施設にて処理される。
 Cananea町、Nacozari町のプロジェクト実施により、同社は、国際市場の需要に対応する能力を持つ。また、Nacozari町に保有する精錬所と同規模の製錬所をSonora州Empalme町に整備(470千t/年)することを検討しており、その投資額は930mUS$と推計されている。同プロジェクトは、これまで延期されてきたが、アジア市場向け輸出に対応する必要があり、また、輸送能力、港湾施設との関係を考慮しEmpalme町への投資に向けた検討を進めている。また、同社は、直近では、Cananea、Nacozariに保有する施設に複合サイクル、次世代タービンによる省エネルギー型の発電所2基、1,200mUS$を投資し、余剰電力のCFE(連邦電力委員会)向け販売を開始している。

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