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2018年7月11日 シドニー 吉川竜太

豪:CSIRO、磁気共鳴技術を応用して銅鉱石と廃石を分別する機器の市場供給を発表

 2018年7月5日付の地元メディアは、豪州科学産業研究機構(CSIRO)が新たに開発した技術により、銅鉱石選鉱の過程で廃石を選鉱前に効率的に排除できるようになり、選鉱で必要とされるエネルギーと水の使用量を減らすことが可能になるかもしれない、と報じている。この技術は、CSIROと民間企業が新たに設立したNextOre社により開発され、市場に供されることが計画されているもので、医療用MRIでも使用されている磁気共鳴技術を応用して銅鉱石と廃石を分別しようというもの。機器から発せられる短パルス電波が鉱石や廃石を透過することで、表面だけから得られる情報以上のデータを解析することが可能となり、鉱石と廃石のより信頼性の高い分別が可能になるとのことで、銅鉱山の選鉱コストを最大で20%削減する事ができる可能性があるとしている。NextOre社は、同機器の市場供給をまずは南米とカナダで実施することに集中し、既に3社との供給契約を締結済みであるとしている。

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