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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2018年8月3日 リマ 栗原健一

ペルー:Jiangxi Copper社、Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクトに参画

 2018年7月30日付け地元各紙によると、7月20日、Jiangxi Copper社(江西銅業集団・中国)とZhongrong Xinda Group社(中融新大集団有限公司・中国)は、Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクト(Arequipa州)の開発を目的としたJV契約を締結した。
 Zhongrong Xinda Group社は、現地子会社Jinzhao Mining Peru社をオペレーターとして本プロジェクトを実施しており、Jiangxi Copper社の参画により採鉱システムや海水淡水化設備、送電システムや補助設備などの構築に取り組む計画である。Jiangxi Copper社は、China Minmetals社と共同でGaleno銅プロジェクト(Cajamarca州)を実施している。
 本プロジェクトは当初、鉄鉱石の採掘だけを計画し2018年上半期の建設開始が予定されていたものの、銅をはじめとする複数の鉱物を対象とする新たな許認可取得に伴い、建設開始は2019年以降にずれ込む見通しとなっている。
 Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクトの鉄鉱石埋蔵量は3,500百万t以上で、鉄品位は63.3%、第1フェーズの開発投資額は2,692mUS$、年間10~20百万tの鉄鉱石が生産される見通し。
 なお、Zhongrong Xinda Group社はShougang Hierro Peru社らと共に、San Juan de Marcona港湾整備プロジェクトを計画しており、港湾の整備によるMarcona港とペルー南部山岳地帯を結ぶ鉄道建設プロジェクトの推進が期待されている。鉄道建設が実現した場合、Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクトをはじめとするペルー南部の鉱山からの鉱石をMarcona港から輸出することが可能となる見通しである。

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