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その他 プラチナ
2018年8月17日 ロンドン ザボロフスキ真幸

ジンバブエ:Emmerson Mnangagwa大統領の当選は鉱業セクター成長にアップサイドリスクをもたらす可能性

 2018年8月10日付けのメディア報道によると、Emmerson Mnangagwa大統領の当選は今後数年間に渡って鉱業界の成長のアップサイドリスクとなる可能性があると次のとおり伝えている。2018年7月30日に実施された大統領選で当選した現職のEmmerson Mnangagwa大統領は、改革志向のリーダーであり、ビジネスフレンドリーな経済改革を進め、投資家からの信頼を強固にする。また、2017年11月にEmmerson Mnangagwa氏が大統領に就任して以降、小規模産金会社による精錬所への直接金鉱石販売に対する安価で速やかな許可の提供、Impala Platinum社に対する長年の訴訟問題を解決し、同社に一部の操業地区をリリースすることで合意するなど鉱業セクターでは前政権より協力的なアプローチをとっている。しかし、Mnangagwa政権になりポジティブな変化が見られるが、まだ十分ではない。鉱業セクターでは、政府持分を過半と定めた現地化・経済権限拡大法(Indigenisation and Economic Empowerment Act)は白金及びダイヤモンド鉱山権益に対して依然として適用されており、同国の鉱業規制環境において今後も政府の介入が続き、急激な政策変更は無い。その結果、鉱業セクターの生産予測は今後も緩やかで、2018~2027年の間に、鉱業界の価値は年平均2.4%増加する。さらに、選挙後の社会不安は今後数週間、数か月に渡って続く若しくは拡大することが懸念されることから、新政権による安定した政治環境の整備を大きく阻害する可能性がある。

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