閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2018年8月20日 シドニー 吉川竜太

ニューカレドニア:SLN社、鉱山操業に反対するグループの活動により安全確保が困難になったことを理由に、Kouaouaニッケル鉱山の操業を無期限で休止

 2018年8月14日付の地元メディアによると、仏Eramet社などが出資するSLN社は、14日ニューカレドニアにおいて操業するKouaoua Ni鉱山に関し、安全上の理由により操業を無期限で中止すると発表した。Kouaoua鉱山においては、2018年4月以降度重なる放火によるものと思われる火事が発生し、8月6日からはアクセス道において鉱山操業に反対するグループによるバリケードが設置されていた。SLN社は、以上の状況を鑑みてKouaoua鉱山における従業員と施設の安全確保が困難になったとして、同鉱山の操業を無期限で休止することを決定。同社の従業員は可能な限りSLN社の他の操業現場に異動させるが、全員の雇用を継続することは保証できない、とコメント。また、SLN社は8月7日からForce Majeureを宣言して請負作業などを中止しており、メディアによると総計で400人の雇用が今回のSLN社の措置により影響を受けるとされている。鉱山操業に反対するグループは、鉱山操業に伴う森林伐採を契機としてバリケードを設置したと報じられており、SLN社によると、グループは破壊活動を伴う更なる妨害活動を予告しており、安全が確保されない限り操業再開しない、とコメントしている。

ページトップへ