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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年8月24日 リマ 栗原健一

ペルー:Nexa Resources社、Magistral銅プロジェクト、Shalipayco亜鉛プロジェクトの開発に向けた活動を強化

 2018年8月20日付け地元紙によると、Nexa Resources社のPorto代表取締役は、Shalipayco亜鉛プロジェクト(Pasco州)を2021年、Magistral銅プロジェクト(Ancash州)を2022年に操業開始する見通しを明らかにした。
 Shalipayco亜鉛プロジェクトでは、現在探鉱や水文地質調査のほか環境影響評価を実施しており、El Porvenir・Atacochaユニット(Pasco州)の設備を活用することで、早期の操業開始を実現したい考えである。
 一方Magistral銅プロジェクトは、現在エンジニアリング設計や予備的経済評価を実施しているほか、6月に探鉱を終了し、現在は冶金試験を実施中である。
 さらにPukaqaqaプロジェクト(Huancavelica州)については、Magistral銅プロジェクトと同ステージにあり、環境影響評価は既に承認されているとコメントした。また、操業開始について未だ具体的な時期は確定していないが2022年以降となる見通しであるとし、エンジニアリング設計による影響や社会ライセンスの取得状況を考慮しなければならないと説明した。本プロジェクトは同社にとってMagistral銅プロジェクトに続く、2番目の銅開発案件である。
 Nexa Resources社は2020年から2021年にかけてブラジルでAripuanaプロジェクトの操業を開始する計画であり、複数のプロジェクトの同時進行や操業開始は不可能ではないものの、できる限り回避したいと考えている。
 Porto代表取締役は、Cajamarquilla精錬所(Lima州)における2018年上半期における亜鉛地金の生産量は161,000tとなり、豪雨の被害を受けた前年を上回ったことを明らかにした。さらに、2018年全体の生産量も2017年全体の313,000tを超える見通しである。

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