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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2018年8月24日 シドニー 吉川竜太

豪:Fortescue社の2017/18年度決算において、純利益が前年度比58%減の878mUS$となったことを報告

 2018年8月20日付の地元メディアは、豪鉄鉱石大手企業であるFortescue社が同日発表した2017/18年度決算報告を取り上げ、同社の収益が2016/17年度の8.45bUS$から6.9bUS$に減少し、純利益も2.09bUS$から58%下落して878mUS$と低調な結果になったことを報じた。これは、生産率向上を目指す中国鉄鋼メーカーが高品位鉄鉱石を指向することにより低品位鉱石へのベンチマーク価格からの値引率が拡大する中、同社の2016/17年度の鉄鉱石平均販売価格が53US$/wmt(wet metric tonne)であったのに対し、2017/18年度は44US$/wmtとなったことが影響したものである。一方同社の操業面での成績は鉄鉱石価格と無関係に好調であることが報告されており、2017/18年度中に同社は170mtの鉄鉱石を出荷し、2017/18年度のC1生産コストは12.36US$/wmtであった。同社のElizabeth Gaines CEOは、同社の鉄鉱石品位をFe:60%に上昇させるために必要な総額1.275bUS$を投じるWA州Eliwanaプロジェクトが承認されており、2018/19年度後半より「West Pilbara Fines」と名付けられた新しい鉄鉱石製品の生産が開始するとコメントした。

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