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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年8月29日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:加Minera Alamos社、La Fortunaプロジェクトの高収益性に期待

 2018年8月20日付け地元紙は、加Minera Alamos社(本社:トロント)がDurango州に保有するLa Fortuna金プロジェクトの詳細に関し報じており、その収益性の高さと、生産コストの低さに注目している。
 同プロジェクト面積は6,200haでオープンピットによる採掘と今後既存の金・銅処理プラントを買収する計画がある。生産量は1,000t/日となることが推定され、生産開始後5年間は、年間生産量はAu相当50,000ozと見込まれている。設備投資額は26.9mUS$、概測・精測鉱物資源量に基づくマインライフ期間中の鉱石生産量は2.0百万tと見積もられている。カットオフ品位をAu 1g/tとした場合、埋蔵量は3.47百万t、品位:Au 2.78g/t、Ag 16.5g/t、Cu 0.22%、鉱種別はAu 309,800oz、Ag 1,84百万oz、Cu 7,600tと推定されている。予備的経済性調査によると、価格をAu 1,250US$/oz、Ag 16US$/oz、Cu 5,725US$/tの場合、税引後IRRは93%、全維持コスト(AISC)は業界最低額である金価格440US$/ozと試算されている。同プロジェクトの収益性の高さには、品位の高さがその理由の一つであり、マインライフ期間中の金品位は3.68g/t、回収率は90%と予想されている。
 同社は環境影響評価と技術的許可申請を今年提出しているが、承認の時期に関しては未定である。また、地表権は一切取得していないものの、エヒード(土地を保有する農業共同体)と25年間の契約を交わしている。しかしながらエヒードとの交渉は今後プロジェクトに大きな影響をもたらす恐れがある。また、現在申請中の必要許可に関しては、2018年12月に新政権が始動することが認可手続きに影響する可能性もあると懸念されている。

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