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2018年8月29日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:メキシコ鉱業会議所による鉱業基金手続きの簡素化提案

 2018年8月22~25日の日程で開催されたDurango州鉱業国際会議において、メキシコ鉱業会議所(Camimex)幹部は、メキシコ鉱業基金の手続き簡素化に係る提案を発表した。
 同基金は2014年の税制改革により制定された鉱業ロイヤルティ等が原資となっている。鉱業企業等に支払いが課せられるロイヤルティ率は、企業のEBITDAに対し7.5%、貴金属を採掘又は抽出する企業等に対しては、売上高に対し0.5%がさらに課される。その分配割合は77.5%が地方政府(内訳は市町村62.5%、州政府37.5%)、20%が連邦政府、そして2.5%が農地土地都市開発省(SEDATU)に分配される。Durango州鉱業基金の使途は、2014~2016年の地方自治体の申請事業予算額は約613百万MXNであり、うち約401百万MXNの支出が承認された。現在、事業予算申請から助成金交付のプロセスには、経済省、SEDATU、政府系開発銀行である貯蓄金融サービス銀行(BANSEFI)、地方政府の4機関が関わっており、手続きの複雑さが問題視されている。
 今回、手続きの迅速化・効率化のために提案したのは、SEDATUとBANSEFIを除き、経済省と地方政府により手続きを進めるという案である。さらに分配率を市町村50%、州政府30%、各州鉱業部1.5%、国庫に18.5%に変更し、鉱山地域の発展に寄与するべきであると提案した。

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