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ニュース・フラッシュ

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2018年9月4日 メキシコ 佐藤すみれ

パナマ:韓Korea Resources社、Cobre Panamáプロジェクト権益を売却予定

 2018年8月27日付地元紙は、韓Korea Resources(Kores)社がCobre Panamáプロジェクトにおいて保有する権益10%を売却する計画であると報じた。売却手続きは9月に開始予定で、現時点では売却先は特定されていない。Samsung社とPosco Daewoo社が買収に興味を示している。さらに同社は、同プロジェクトにおけるオフテイク権10%も売却予定である。2012年にはKores社とLS-Nikko社がJVで設立した現地法人Korea Panamá Mining Corp社(KPMC)が同プロジェクトの権益20%を保有したが、LS-Nikko社は2017年に同社の権益を売却し、オフテイク権10%のみ保有している。Kores社は近年ラテンアメリカ諸国をはじめとする対外鉱業投資により多額の損失を抱えており、韓国産業通商資源部は2016年よりKores社をはじめとする公社に対し規制を行っている。同社はさらに、メキシコに保有するEl Boleoプロジェクトに対し1,800mMXNと多額の投資を行っており、コスト増加と度重なる開発の遅延が問題となっている。同社はチリのSanto Domingoプロジェクト(初期投資額1,700mUS$)にも30%の権益を保有していたが、2015年に開発は中止された。
 Cobre Panamaプロジェクトを保有する加First Quantum社は2017年にLS-Nikko社の10%権益を買収したものの、今回さらなる買収により100%権益保有に意欲を示すかは不明である。First Quantum社は継続的に設備投資を行っており、2019年には生産開始が見込まれていることに加え、現在の銅価格下落により権益売却価格は当初より50¢安いCu2.70US$/lbとなっていることから、買収に適した時期であると報じている。

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