閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2018年9月4日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:鉱業界、AMLO新政権に立て続けにメッセージを送りはじめる

 2018年8月27日付け当地紙インタビューに続き2018年8月29日付け当地業界紙に、メキシコ鉱業会議所は、2012から2017年のメキシコ探鉱投資額は1,165mUS$から47%減少し612mUS$にまで下落した。これは改革により鉱業界に課せられた税制により、メキシコは鉱業国としての投資環境、競争力が落ちたためである。次期政権には、多くの政策の見直しを要請すると語った。
 また、同会議所会頭は、探鉱活動は鉱業開発の入口であり、現状では将来が心配されると語り、探鉱費の単年での100%控除の復活は必要不可欠である。同時に、鉱山及び周辺地域社会の発展の必要性は十分に認めるが、鉱業に課せられている税率の見直しが必要であると見解を示した。このため、現在、新鉱業会(注:鉱業会議所の会頭は本年から就任)は政権移行チームとの対話を模索していると付け加えた。
 鉱業会議所によると、2017年鉱業生産額は金属市況の回復やペソ安により1.8%改善したが、現政権中は2012年から2016年まで落ち続けている。同会議所関係者は、鉱業界が2014年に創設されたメキシコ及び鉱業地域自治体の持続的開発基金に拠出した額は、4年間で14,400mMXNに上り、うち77.5%が地方開発のための鉱業基金に配分されている。しかし、地方発展のためには同基金の制度について効率的かつ透明性を確保するとともに、配分率についても見直されるべきと考えている。また、鉱業活動の法的安定性確保を確保する政策実施のために鉱山総局(経済省)に基金の一部を配分することを検討すべきであるとコメントした。

ページトップへ