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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年9月5日 リマ 栗原健一

ペルー:Las Bambas銅鉱山アクセス道封鎖、非常事態宣言発出により一部封鎖解除

 2018年9月1日から3日付け地元各紙によると、Las Bambas銅鉱山(Apurimac州)へのアクセス道の一部が8月22日に地域住民によって封鎖され、精鉱輸送トラックの通行が阻まれている状況を受けて、政府は国道PE-3SX線(Apurimac州)から同PE-34A線(Arequipa州)までのおよそ482kmの区間と、本国道から50mの範囲に8月31日から30日間の非常事態宣言を発出した。
 これを受けて、ペルー国家警察は9月1日、道路封鎖が実施されているCusco州Chumbivilcas郡Yavi Yaviエリア及びVelilleエリアに部隊を派遣した。その結果、Velilleエリアの封鎖は解除されたが、Yavi Yaviエリアでは約400名が合計6本の溝を道路上に掘り、約6kmに及ぶ通行止めを継続しており、封鎖解除に至っていない。
 なお、道路封鎖が解除されたVelilleエリアの住民団体「Velille利権保護戦線」のSalcedo代表は、警官隊による封鎖解除が行われたが、戦いが終わったわけではく、再度封鎖を行う意思があることを明らかにした。一方、Yavi Yaviエリアの道路封鎖を行う住民をまとめるFuerabambaコミュニティのRojas代表は、道路封鎖を中止する意図はないと主張している。
 住民は2018年5月に運輸通信省がApurimac州-Cusco州間の6本の道路を「州道」から「国道」に変更したことに関し、CU-35道がコミュニティの所有地を通過している上、国道への変更によって精鉱トラックが自由に通行できるようになったことを不服とし、Las Bambas銅鉱山を操業するMMG社に対して1,500mPEN(約454.2mUS$)の支払いを要求している。

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