閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年9月5日 リマ 栗原健一

ペルー:Tahoe Resources社、La Arena鉱山の操業を一時停止

 2018年9月3日付け地元紙によると、Tahoe Resources社(本社カナダ)は、La Arena金・銀鉱山(La Libertad州)において8月29日夜、何者かが金の盗難を目的としてリーチング工程の金浸出液を集める遮水シートや活性炭吸着プロセスへの輸送用のパイプを切断した結果、およそ600m3のシアン溶液が漏洩したことを明らかにした。シアン溶液漏洩については、環境評価監査局(OEFA)が現地を訪問し監査を開始している。
 さらに同社は、鉱山の敷地や操業ピット内にLa Ramada村とLa Curva村の住民が侵入したことを受けて、8月30日の夜から操業を停止した旨明らかにした。
 住民は、鉱山操業による粉塵や発破による振動の影響を理由に、Tahoe Resoures社に対し賠償金の支払いを要求しており、同社との協議において合意に達しなかったことから、9月6日に再び協議を行いたい考えである。
 一方Tahoe Resoures社は、通常通りリーチング工程を継続しており、法令を遵守して操業しており環境は汚染していないことから、賠償金の支払いには応じられないとの立場を示した。その上で、政府の介入を要請し、政府や住民と共同の監査を実施し、その後協議を行いたいとの方針を示している。

ページトップへ