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2018年9月5日 モスクワ 黒須利彦

ロシア:天然資源環境省、地下資源利用廃棄物の処理を強化へ

 2018年8月9日付の地元報道等によると、ロシア天然資源環境省は、鉱業廃棄物の二次利用を強化し、「地下資源利用廃棄物」の概念を導入する方針である。2018年8月、関連する連邦法案「地下資源利用廃棄物の利用促進を目的とするロシア連邦地下資源法及び各法令の変更」が関係連邦行政機関に提出された。法案では、「採掘及び採掘関連処理の廃棄物」の概念に代わり、「地下資源利用廃棄物」の概念が導入され、これに剝土、母岩、スラッジ、選鉱尾鉱、その他地質調査・探査、鉱物資源採掘、一次処理による廃棄物(人工鉱床によるものを含む)を分類することが提案されている。
 ライセンス有効期間中、企業は利用された地下資源区画において地下資源利用廃棄物からの鉱物及び有用成分の採取を行い、これらを自社の生産・技術に利用する権利が与えられる。地下資源利用廃棄物が地下資源区画の範囲外に存在する場合は、区画範囲を変更することで当該権利が設定される。地下資源利用者による地下資源利用廃棄物からの鉱物及び有用成分の採取は、適切な技術設計に基づき実施されなければならない。ロシアには約800~1,000億tの地下資源利用廃棄物が蓄積されており、毎年15~20億t増加している。

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