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ニュース・フラッシュ

鉱種:
イットリウム スカンジウム テルビウム ニオブ レアアース/希土類
2018年9月5日 モスクワ 黒須利彦

ロシア:Tomtorレアアース鉱床、2022年に商業採掘開始へ

 2018年8月20日付の地元報道等によると、Vostok Engineering社(TriArk Mining社傘下)は、Tomtor鉱床Buranny鉱区の地質調査を完了した。同社は2018年秋に施設の設計、2021年末に剝土作業、2022年に商業採掘を開始する予定である。
 Tomtor鉱床の開発は露天採掘で冬季のみ行う。予定では、鉱石は一次処理(粉砕、乾燥、フレコン梱包)を経て、冬期自動車道路でKhatanga港に、その後北海航路でArkhangelskに送られ、そこからKrasnokamensk(Zabaykalsky地方)まで鉄道輸送されて、Krasnokamensk hydrometallurgical plantで製錬される。製品の主要消費者はロシアの軍需企業及び国営企業Rostec社の傘下企業である。
 Tomtor鉱床(Caxa共和国(Yakutia)Olenyok・Evenki地区)は、世界最大級のレアアース鉱床である。予測資源量は鉱石1億5,400万t、酸化物の品位はNb 6.71%、Y 0.6%、Sc 0.048%、Tb 9.53%である。Buranny鉱区の開発ライセンスは、2014年8月よりVostok Engineering社が所有しており、有効期限が2034年8月までとなっている。

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