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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年9月6日 シドニー 吉川竜太

豪:2017/18年度における豪州の産金量は、1997/98年度に次ぐ310tとなる見込み

 2018年9月3日付の地元メディアによると、豪州における2017/18年度の産金量は1997/98年度の記録に次いで総計310tに達し、2018年4~6月四半期における産金量は81tと前期比で6.5t、前年同期比で6.0tの増加となる見込みであることを豪州コンサル企業が報告した。2017/18年度の産金量は、1997/98年度と比較して8t少なく、また2018年4~6月四半期における産金量は前四半期における記録よりわずか1.5t少ないという結果であった。今後の産金量の見込みに関して同社は、WA州Super Pit鉱山やNSW州Cadia鉱山における減産が見込まれることから、今後数四半期は産金量が減少することが予想されるとしている。しかし、最近の他社による調査結果が、豪州における産金量が2020年までに年100t程度まで落ち込むと予測したことに関しては、「過度に悲観的」であるとの見通しを示した。
 豪州は多くの比較的小~中規模の金鉱山による生産が主体である点が南アフリカや米国と異なっており、当該コンサル企業は今後数年間でそこまで急激な産金量の減少は予測していないとコメントした。また、鉱山会社が新鉱床発見に向けて探鉱を継続することが、毎年300t規模の産金量を維持することにおいて重要であり、WA州政府などは金ロイヤルティの変更を非常に慎重に検討すべきである、と指摘している。

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