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2018年9月28日 リマ 栗原健一

ペルー:SENACEのEIA審査手数料、2019年からの値上げを検討

 2018年9月26日付け地元紙によると、Muñoz環境大臣と持続的投資環境認証サービス局(SENACE)のWieland長官は、環境影響評価(EIA)の審査・承認手数料が、現行法で1UIT(1UIT=4,150PEN(約1,256.1US$))までと定められていることに関し、大規模な資源開発プロジェクトのEIA審査に必要な専門スタッフの契約や住民総会開催等の作業内容に対して不十分かつ不均衡な金額であることから、同手数料を120,000PEN(25~29UIT)に値上げすることを検討中である旨明らかにした。
 Muñoz環境大臣は、EIA審査には20名以上の専門家を要するほか、10回以上の住民参加ワークショップ開催その他ロジスティックコストの合計は100,000PEN(約30,266.5US$)、SENACEとしての審査コスト総額はおよそ120,000PEN(約36,319.8US$)にのぼっているが、その大部分を政府が補助している現状を説明した。その上で、環境省とSENACEによる審査料改定案は、内閣付属の公共政策事務局によって審査中であることを明らかにした。また、審査料の値上げによってSENACEは質の高いサービスを提供し法律の規定する審査・承認期限を履行することができるようになるとの考えを示した。
 一方SENACEのWieland長官は、審査料の値上げは投資の障壁になるものではなく、現実的なコストに即した料金徴収が目的であるとし、最大25UITの値上げに向けた調整を行っているとコメントした。さらに、新料金を定めた手続規則が2018年末までに承認され、2019年から新料金を適用したい考えを示した。

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