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2018年10月5日 ジャカルタ 南博志

フィリピン:Duterte大統領、台風による鉱山被害に対して全鉱山を閉鎖すると発言

 2018年9月19日付地元メディアによると、フィリピンRodrigo Duterte大統領は17日、Luzon島北部を15日未明に直撃した台風22号により発生したBenguet州Itogon町の小規模金鉱山における土砂崩れ事故の被害の状況を受けて、「私はフィリピン国内の全鉱山を閉鎖するだろう」と発言した。この土砂崩れによる死者・行方不明者は数十人にのぼるという。同大統領は就任以来、環境破壊は鉱業の経済へのあらゆる利益を上回っているとしており、鉱業に対して批判的な発言を繰り返している。これを受けてRoy Cimatu環境天然資源大臣は、被害を受けた鉱山と同じ地方で操業している小規模鉱業を閉鎖することを明らかにした。
 フィリピン鉱業協会(COMP)によると、被害にあった金鉱山はもともとBenguet社が操業しており、1990年代の環境規制の強化等により採掘を停止した鉱山。しかしその後に違法採掘が始まり、Benguet社がその危険性をたびたび警告したにもかかわらず採掘が続けられ、このたびの被害となったとのことで、適法に操業している鉱山の問題ではない旨、述べている。

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