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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年10月10日 ロンドン ザボロフスキ真幸

ポルトガル:ILZSGの亜鉛需給予測、2019年は72千tの供給不足へ

 2018年10月4~5日に、ポルトガル・リスボンで国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)が開催され、2018年及び2019年の亜鉛需給予測について協議が行われた。ILZSGは亜鉛需給バランスについて、2018年は322千tの供給不足、2019年は72千tの供給不足になると予測した。
 供給サイドについては、2018年の亜鉛鉱山生産量はDugald River鉱山等の生産開始による豪生産量の増加が牽引し、前年比2.0%増の13,031千t、2019年は豪Woodlawn鉱山を含む新規鉱山による生産開始、またポルトガルNeves Corvo鉱山を含む既存鉱山の生産拡張が重なり、前年比6.4%増の13,870千tになると予測した。また、南アGamsberg鉱山の生産開始は、2019年の鉱山生産量増加に著しい影響を与えるとした。亜鉛地金生産量は、2018年はベルギー、フィンランド、イタリア、ノルウェー、豪州、カナダ等での生産増により前年比1.4%増の13,415千t、2019年は前年比3.0%増の13,812千tになると予測した。
 需要サイドについては、2018年は中国における需要が前年比0.5%減となると見られる一方、米国、ベルギー、フランス、イタリア、ノルウェー等での需要増により前年比0.4%増の13,737千t、2019年は前年比1.1%増の13,884千tと予測した。また、2018年、2019年における日本及び韓国の需要は横ばいと安定している。

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