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2018年10月23日 シドニー 吉川竜太

豪:総額218mA$に及ぶ産学官の探鉱技術研究開発プログラムであるMinex CRCが開始される

 2018年10月16日付の地元メディアによると、総額218mA$に及ぶ産学官の探鉱技術研究開発プログラムであるMinex CRC(Cooperative Research Centre)は10月15日、SA州AdelaideでSA州のDan van Holst Pellekaanエネルギー鉱業大臣を迎え、開所式を実施した。Minex CRCはAdelaideとWA州Perthの双方に拠点を持ち、被覆層の下に眠る資源を発見するための技術や、得られるデータの価値を損なわずに試錐効率を上げるための技術を開発することを主目的としており、今後10年間に渡り50mA$が豪連邦のCRC資金から、165mA$が34の鉱山企業(BHP、South32社、Anglo American、Barrick社など)及び鉱業機器・技術・サービス企業(METS)により出資及び負担されることで研究開発が実施される予定である。メディアによると、1990年代に25%であった世界における探鉱費の豪州シェアは今日12.5%にまで低下しており、その原因の一端として試錐調査に要する費用が高額化していることが挙げられるため、Minex CRCではコイルチューブ試錐に代表される安価・安全かつ効率的な試錐技術を開発し、新しい資源の発見に資することを目的としている。また、同CRCでは未探鉱地域における試錐調査を産学官が連携して実施する「National Drilling Initiative」制度も実施する予定である。

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