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2018年10月23日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:InalumのPTFI株式取得費用の調達は環境問題が障壁で難航中

 2018年10月18日付地元メディアによると、国営鉱業持株会社Inalum(PT Indonesia Asahan Aluminium)のGrasberg銅金鉱山を所有しているPT Freeport Indonesia(PTFI)の株式取得費用の調達が難航している。銀行が、Inalumへの取得価格合計38億5,000万US$の融資にあたって、環境問題解決を条件としていることがその理由と見られる。Inalumは2018年内の株式取得手続き完了を目指している。PTFIによると行政指導を受けた30件中24件、改善勧告を受けた8件中6件は既に解決済み、現在は残りの問題の解決に取り組んでおり、鉱山廃棄物削減、周辺のマングローブの保護等について政府と協議を進めている。
 なお、エネルギー鉱物資源省は既に、PTFIの暫定IUPK(特別鉱業事業許可)の期限を10月末までさらに1か月延長(今回で6回目)しており、株式取得・経営権移行手続きの完了までは毎月、1か月間の期限延長を行って対処する予定である。また最新の情報によると、PTFIが東Jawa州Gresikに国内製錬所として建設を進めている製錬所の9月時点での進捗率は4.9%である。

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