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ニュース・フラッシュ

鉱種:
マグネシウム
2018年10月30日 リマ 栗原健一

ペルー:Souhern Copper社、年内のTia Maria銅プロジェクト建設許可取得の可能性

 2018年10月25日付け地元紙によると、Southern Copper社は、Tia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)における鉱山建設許可を年内に取得できる可能性を明らかにした。
 同社のJacob財務部長は、2018年第4四半期内に鉱山建設許可が下ることを期待しているとしたほか、本プロジェクトでは3,600名の雇用を計画しているとコメントした。
 さらに詳細設計や全ての環境関連手続きを終えたほか、2019年に鉱山建設を開始した場合、2021年に建設を完了するとの見通しを示した。
 さらに同社は、2018年第3四半期の業績報告の中で、地域社会による本プロジェクトへの反対勢力は大きく後退し、プロジェクトを取り巻く新たな環境に対して非常にポジティブな見通しを持っているとしたほか、Islay郡を構成する5区で選出された新区長たちによる、より前向きな姿勢への期待感を示した。
 Tia Maria銅プロジェクトには1,400mUS$の投資が見込まれ、年間銅生産量は120,000t、マインライフは20年となる見通しとなっている。
 一方でJacob部長は、Toquepala銅鉱山(Tacna州)で建設中の新規選鉱プラントの建設が2019年4月に完了し、年間で銅100,000t、モリブデン3,100tの生産が追加されることで、本鉱山における2019年の銅生産量は258,000tとなる見通しを示した。
 またMichiquillay銅プロジェクト(Cajamarca州)に関しては、本格的な投資を2023年に開始、2025年に鉱山建設を完了、2026年に生産を開始する見通しを示した。また、探鉱によって有望な結果を得、EIAの承認やFSが順調に進行した場合、より早期にプロジェクトを開発する可能性を示した。本プロジェクトには2,500mUS$の投資が計画されている。
 さらに、Los Chancas銅プロジェクトについては、Tia Maria銅プロジェクトの建設終了後の2022年を目途に投資を開始し、2025年に鉱山建設を終え、同年に生産を開始する方針を示した。本プロジェクトの建設には2,800mUS$が投資され、110,000tの銅が生産される見通しである。
 Jacob部長は、4から6の労働組合との間で年間5%の昇給を定めた3年間の契約書を取り交わしたほか、さらに少なくとも2つの組合との交渉を年内に終えたい考えを示した。

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