閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年11月8日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:2018年8月のメキシコ鉱業生産、前年同月比7.7%減

 2018年10月31日付け地元紙によると、2018年8月のメキシコ鉱業生産は、加Goldcorp社保有のPeñasquito鉱山の生産減が影響し、大きく減少した。国立統計地理情報院(INEGI)によると、全鉱業生産は前年同月比7.7%減少し、2017年11月の8.3%減以降の最大の減少幅となった。金は前年同月比19.5%減となり、2011年10月以来の最低水準に達した。その他、鉛14.4%減、亜鉛13.1%減、銀8.9%減となっている。この結果、2018年1~8月期の鉱業生産は、前年同期比で2.3%減となった。
・Peñasquito鉱山生産減の影響
 Peñasquito鉱山は、金、鉛、亜鉛及び銅の主要鉱山であり、メキシコの鉱業生産における貢献度は大きく、同鉱山の生産減の影響は大きい。Zacatecas州に位置する同鉱山は、2018年第3四半期、420mUS$を投資し建設している黄鉄鉱浸出プラントの試運転のため低品位のストック粗鉱を使用したことから、処理速度が大幅に低下した。同プラントは、尾鉱からの回収量を増加させ、金と銀の生産量の増加に貢献する。このため、Goldcorp社は、2018年第4四半期乃至2019年に、品位の向上と処理量の回復を見込んでいる。

ページトップへ