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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年11月14日 リマ 栗原健一

ペルー:Doe Run Peru社、2018年11月に最後の亜鉛フェライトを競売で売却予定

 2018年11月12日付け地元紙によると、鉱業セクターの情報筋によれば、Doe Run Peru社の清算手続きや資産であるLa Oroya精錬所とCobriza銅鉱山の管理を担うDirige社は、11月中にLa Oroya精錬所に残されている最後の亜鉛フェライトを競売により売却する見通しである。Dirige社はここ数日以内に約91,000tの亜鉛フェライトを商社等に対してオファーし、およそ9mUS$の売上を見込んでいる模様。さらに、Dirige社は今回の売却を最後に、労働者への賃金支払いのためのキャッシュが底をつくことから、既に労働組合に対して集団解雇を提案したと伝えられている。このような状況の中、債権者の間では、11月5日の週にDirige社に対する予算割り当ての削減が検討されたほか、11月20日から23日に予定される債権者集会でDirige社との契約解消が投票により決議される見通しとなっている。一方、2019年4月から5月にかけて実施が予定されている入札の期日については、新たな情報は伝えられていない。
 なお、Cobriza銅鉱山の近代化には30mUS$を要するほか、La Oroya精錬所では10年前に50%の進捗状況で停止された銅精錬施設の近代化に400mUS$、その他の精錬設備においても別途近代化投資が必要とされている。

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