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ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他 リチウム
2018年11月27日 シドニー 吉川竜太

豪:豪中規模鉱山企業50社の2017/18年度業績、主に金とリチウムにより押し上げられたことが判明

 2018年11月22日付のメディアによると、ASXに上場する豪鉱山企業のうち時価総額が5bA$以下の中規模鉱山企業50社の業績を分析した報告書を会計事務所PwCが公表し、豪中規模鉱山企業50社の収益は引き続き金に拠るところが大きく、直近ではリチウムも割合を伸ばしてきていることが明らかになった。この報告書によると、50社のうち47社は2017/18年度の期間中で時価総額が増加し、50社全体の時価総額は28%増加して58.7bA$となり、収益も13%増加している。金を扱う中規模企業の収益は全体の53%を占め、時価総額を押し上げることに最も大きく貢献した。一方、中規模鉱山企業50社のうち7社はリチウムを取り扱う企業で、これらの企業が中規模鉱山企業50社の時価総額を2番目に大きく押し上げている。PwCは、リチウムのブームはスマートフォンや電気自動車、軽量化エンジン、次世代電池などの現代的な利便性への需要を引き起こした「第4次産業革命」の成果であり、リチウム以外にもマンガン、ニッケル、レアアースなどへの関心も同様に高まっていると分析。中規模鉱山企業50社は、現在は健全で上昇気流に乗っているが、今後は長期的な成長に向けて自身を調整することが必要になり、それを支えるために将来必要とされる技術者・労働力を確保することが課題であるとしている。

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