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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン
2018年11月30日 シドニー 吉川竜太

豪:BHP、SA州Olympic Dam鉱山周辺で新規のIOCG鉱化を試錐調査により捕捉したことを発表

 2018年11月27日、BHPはSA州で操業するOlympic Dam鉱山の南東約65km周辺で、新しい酸化鉄-銅-金(IOCG)鉱化をボーリング調査で発見したことを発表した。これは現在BHPが実施した試錐調査4孔5,346mで鉱化が捕捉されたもので、そのうちの1孔では1,063m以深の425.7m間で品位:Cu 3.04%、Au 0.59g/t、U 346ppmという分析結果が得られている。BHPによるとこの試錐調査はごく初期段階の探鉱によるもので、地質情報などが不足しており現時点では規模や連続性などは不詳である。BHPは試錐結果の評価・解釈の後、2019年前半から試錐調査を再開させたいとしている。地元メディアは、WA州でのCu鉱化発見が噂されるRio Tintoのように通常メジャー企業は新発見があっても情報を秘匿する傾向があるのに対し、今回BHPが異例の発表を実施したのは、BHPが今回発見した鉱化の連続性・経済性に自信を持っていること、および今後実Olympic Dam鉱山の生産拡張に寄与する衛星鉱体の探鉱を加速させていく過程で、この発見が比較的早い段階で公になる可能性があり、市場への透明性を確保するためこのタイミングで公表する必要があったのではないか、と解説している。

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