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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年12月19日 リマ 栗原健一

ペルー:Tia Maria銅プロジェクト状況

 2018年12月13日及び17日付け地元紙によると、Southern Copper社のJacob財務部長は、アンケートによってTia Maria銅プロジェクトが位置するArequipa州Islay郡の住民の59%が本プロジェクトに賛同しているとの結果が出たことを明らかにし、住民らはプロジェクトにより生み出される経済・社会的なインパクトに気づきはじめたとの考えを示した。さらに、Tia Maria銅プロジェクトが実施された場合、Islay郡の予算だけでも39百万PEN(約11.7mUS$)から139百万PEN(約41.5mUS$)へ増加が見込まれるとコメントした。
 一方で、知事選に当選したCaceres次期Arequipa州知事がTia Maria銅プロジェクトに反対する発言を行ったことに関し、Jacob部長は「新知事にはプロジェクトについての情報提供が不足している」との考えを示し、新知事その他新たな自治体関係者との対話協議を開始したい意向を示した。
 なお、Soutnern Copper社は現在、本プロジェクトの鉱物処理権の申請書類に対し鉱山総局が指摘した14か所の不備に係る修正を実施している。この不備修正は、Tia Maria銅プロジェクトの建設許可に必要な手続きとなっている一方、本プロジェクトのEIAの有効期限が2019年8月に迫っている。期限内に鉱山建設許可が下りない場合、同社は再びEIAを実施しなければならず、予断を許さない状況となっている。
 この件に関してJacob部長は、2018年内に鉱山建設許可が取得できない場合、Tia Maria銅プロジェクトの操業開始は2023年まで延期となる可能性があると指摘した。

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