閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2018年12月21日 シドニー 吉川竜太

豪:Kidman社、Mt HollandリチウムプロジェクトのPFS結果を公表し、韓LG Chem社との水酸化リチウムオフテイクに関する非拘束MOUを締結

 2018年12月18日、豪Kidman社はチリのリチウム大手SQM社との50:50合弁会社であるCovalent Lithium社が実施していた、WA州のMt Holland鉱山で採掘・処理したリシア輝石精鉱をKwinanaに建設する処理施設で水酸化Liを製造するプロジェクト(Mt Holland Liプロジェクト)に関するPFSの結果を発表した。Mt Holland鉱山のEarl Gray鉱床では、埋蔵量94.2mt、品位:Li2O 1.5%が計上されており、選鉱によって生産されたLi2O 5.5%のリシア輝石精鉱がWA州Kwinanaの施設で処理され、45,254t/yの水酸化Liを47年間に渡り生産する。PFSの結果、同プロジェクトの生産開始前CAPEXは737mUS$、水酸化Li製造のC1 Cash Costは4,507US$/t、割引率10%における税引後NPVは2.2bUS$、IRRは26.6%と試算される。Kidman社によると、2019年前半にDFSを完成させた後、最終投資判断を実施する予定である。Kidman社は、12月19日にはSQM社からKidman社に対して25mUS$、Covalent Lithium社に対して60mUS$の入金があり、SQM社のMt Hollandプロジェクトへの参入が完了したこと、および12ktの水酸化Liを10年間供給するためのオフテイクに関する非拘束MOUを韓国LG Chem社と締結したことも発表した。Kidman社は既に米Tesla社、三井物産とオフテイク契約を締結しており、2019年7月末までの期限にLG Chem社とのオフテイク契約が正式に締結された場合、同プロジェクトにおける約22.6ktのKidman社引取分水酸化Liのほぼ全量に関してオフテイク先が決定する。

ページトップへ