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鉱種:
2019年1月16日 メキシコ 佐藤すみれ

パナマ:加First Quantum Minerals社、Cobre Panama銅プロジェクトによる財務体質改善を期待

 2019年1月8日付け地元紙によると、加First Quantum Minerals社は同社の負債が増加する中、現在開発が進められているCobre Panamaプロジェクトにより、同社債券の信用格付けの引き上げを期待していると発言した。First Quantum Minerals社代表は、ザンビアにおける鉱業ロイヤルティ引き上げにより、同国における生産量と雇用削減を余儀なくされていることから、今後パナマにおける操業が財務上より一層重要となると述べている。格付け機関S&P社はザンビアの格付けをジャンク級に引き下げた一方で、パナマの格付けをBBB、「投資適格」としていることから、First Quantum Minerals社はパナマの投資環境が今後同社にプラスの影響をもたらすことを期待している。銅価格の下落も影響し、この数か月間同社の負債は増加傾向にある。地元紙によると、同社の10億US$の債券価格は2018年2月以降約15%下落したほか、現在同社株価は80US$となっている。同社の負債はCobre Panamaプロジェクトによる251mUS$の負債をあわせ計6.1億US$を計上し、負債の削減をいかなる設備投資や新規プロジェクトよりも優先している。Cobre Panamaプロジェクトにおける銅生産量は2019年に15万t、2020年に27~30万t、2021年には33~35万tと見込まれており、同社は今後数年間で銅生産の拠点をザンビアからパナマへ移転する計画を発表している。

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