閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 亜鉛
2019年1月29日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:Fresnillo社、2018年銀生産量は、当初計画を下回る

 2018年1月23日付け地元紙によると、Fresnillo社の2018年銀生産量は当初計画を達成できず、2019年はさらなる減少が予想されている。2018年銀生産量は、前年比5.3%増の1,922tであったが生産計画1,928~2,006tを下回ることとなった。なお、2018年1月に発表した当初の計画は2,084~2,177tであったが、各鉱山の操業状況、特にSan Julián鉱山の鉱業用水問題、Saucito鉱山において予想粗鉱品位を下回る結果が出たため2度計画を下方修正していた。同社幹部によると、今後は、鉱化作用を確認のため掘削計画、操業管理の強化、設備、インフラ投資拡大を講じる。なお、Fresnillo鉱山の尾鉱処理浮遊選鉱プラントが2020年第1四半期に完成する予定であり、回収率は大きく改善する見込みである。しかし、同社は、2019年の銀生産量は2018年を大きく下回ると予想している。
 金生産量に関しては、2018年は前年比1.3%増、28.7tを生産した。Saucito鉱山の粗鉱品位と回収率の向上、新パイライトプラントの貢献及びFresnillo鉱山の粗鉱品位の向上によるものである。同社は、当初計画の28.6~29.2tを27.1~28.0tに修正していたが、当初予想と一致する結果となった。なお、2019年生産量は28.3~28.9tと予想している。また、2018年ベースメタル生産量は、鉛が2017年の48,153tから53,181tに、亜鉛が2017年の65,266tから88,520tに増加した。そして、同社は、2019年初頭に加MAG Silver社との共同開発事業であるJuanicipio多金属プロジェクトの投資計画(360mUS$)を承認すると予想される。なお、2018年、同社が保有する既存鉱山における総延長579,000mの探鉱ボーリング調査のうち346,000mのボーリング調査を完了しており、2019年は2018年を下回る140mUS$の探鉱予算を計上した。

ページトップへ