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2019年1月31日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:PTFI・Grasberg銅金鉱山、2019年の生産量は大幅に減少の見込み、その他2019年1月の動き

 2019年1月10日付及び14日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省Yunus Saefulhak鉱物事業開発部長は9日、PTFI(PT Freeport Indonesia)・Grasberg鉱山の銅精鉱生産量は2018年の210万tから2019年は120万tまで減少する見込みであることを明らかにした。同部長は、このうち約20万tが輸出、残り約100万tがPT Smelting・Gresik製錬所向けになる、と述べた。生産量減少は、Grasberg鉱山が露天掘りから坑内掘りへ移行することに伴うもので、その他地元メディアの情報を総合すると、2021年から生産量は大きく回復し、2022年中にフル生産に達し、2023年には採掘・生産が安定すると見られる。
 また、新規の国内製錬所建設については、2017年1月の政省令改正後5年の2022年1月ではなくIUPK(特別鉱業事業許可)への切り替え後5年の2023年12月を期限とすることを、エネルギー鉱物資源省が2019年1月15日に明らかにした。PTFIは東Java州GresikのJava統合産業港湾団地での製錬所建設計画を単独で進めているが、1月8日付地元メディアによると、AMNT(PT Amman Mineral Nusa Tenggara)と共同で計画されている西Nusa Tenggara州Sumbawa県での新規製錬所建設についてもまだ、PTFI内部で議論中である。
 なお、1月16日付地元メディアによると、PTFIに対してGrasberg鉱山周辺の森林使用許可証が発行される。同鉱山の環境問題については、PTFIが尾鉱(鉱業廃棄物)の増加とその有効利用に関して継続的改善を行うロードマップを作成すること、環境林業省は継続的監視を行い対処していくことで合意している。過去の使用に関する制裁金は4,600億IDR(約35.7億円)にものぼっている。
 その他に、PTFIは現在、2月15日に期限を迎える銅精鉱輸出許可の延長を申請中である。

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