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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2019年2月4日 北京 関淳夫

中国:2018年中国リチウム塩の生産量が大幅に増加

 安泰科によれば、リチウム部会の統計データによると、2018年国内炭酸リチウムの総生産量は10.9万t、水酸化リチウム生産量は4.2万t、塩化リチウムの生産1.8万t、リチウム塩の総生産は16.2万t(炭酸リチウムに換算)、対前年比31.4%増加した。
 主な成長ポイントは以下の通り。天斉リチウム業社は、2017年と比べ安定的生産を保っている。贛鋒リチウム業社は、生産能力を更に拡大し、2018年末には水酸化リチウム生産ラインが稼働し始め、生産量は大幅に増加した。青海地域塩湖のリチウム浸出も大量生産が始まり、青海リチウム業社、藍科リチウム業社、中信国安等塩湖企業の生産量も大規模化されている。江西雲母リチウム業有限公司のリチウム浸出技術が大きく進展している。現在、中国リチウム塩の総生産能力は、49.4万tに達している。

2012~2018年国内外リチウム塩供給量(t)
  2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
国内供給量 49,080 57,360 61,862 61,381 86,200 123,400 162,160
国内前年比 20% 17% 8% -0.8% 40% 43.1% 31.4%
国外供給量 95,700 100,000 102,000 98,000 107,556 112,000 116,000
世界供給量 144,780 157,360 163,862 159,381 193,756 235,400 276,800

出典:リチウム業部会

 世界のリチウム生産企業は、生産能力拡大計画があり、2018年世界のリチウム塩の生産能力は74.2万tに達し、2020年までリチウム塩の加工生産能力は100万tを上回る見込み。世界市場のリチウム塩生産量増加は、主に中国の増産によるもので、2018年世界の炭酸リチウム、水酸化リチウム、塩化リチウム等リチウム塩の生産量は約27.6万tに達する見込み。

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