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鉱種:
2019年2月12日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:メキシコ主要銀生産企業6社の2018年総生産量(速報)、前年比増

 2019年2月4日付け業界紙によると、メキシコ銀生産主要6社の2018年銀生産量は当初計画の3,483tを下回る3,297tとなったものの前年の3,110tからは増加した。なお、主要10社のうち、Industrias Peñoles社、加Goldcorp社、米Southern Copper社及びMinera Frisco社のデータが発表されていない。6社の各データは以下のとおり。
1.当初目標を下回った鉱業企業
・Fresnillo社:Industrias Peñoles社とのストリーミング契約による金属を含む1,922tの銀を生産した。これは、当初計画では2,084~2,177tと予想していたが、San Julián鉱山における技術的及び水問題、Fresnillo鉱山とSaucito鉱山の生産減により、同社は計画値を2度引き下げていた。
・加Pan American Silver社:同社がメキシコに保有する鉱山の生産量は当初計画308~392tが364tとなった。なお、2018年に大規模な拡張がDolores鉱山とLa Colorada鉱山で完了している。
・加Endeavour Silver社:当初計画180~199tを下回り171tを生産、これはGuanaceví鉱山の生産減が影響した。
2.目標を達成した企業
・加First Majestic Silver社:2018年5月、加Primero Mining社買収後にSan Dimas鉱山が追加されたことにより、2017年生産量303tから2018年の計画を330~367tとし、最終的には364tを確保した。
・加Fortuna Silver社:San Jose鉱山の操業が順調に推移し、計画値233tを上回る248tを生産した。
・米Coeur Mining社:Palmarejo鉱山の操業が順調に推移し、計画値202~221tを上回る234tを生産した。
3.2019年予測
 主要6社の2018年の生産量は当初計画の3,483tには及ばなかったが前年比6%増を確保した。2019年生産計画を発表した社は4社のみで、前年比減を予想しているのがFortuna Silver社とEndeavour社ではあるが、その下落幅は小幅なものであり、Pan American社とFirst Majestic社はより高い生産量を予測している。

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