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ニュース・フラッシュ

鉱種:
カリウム ナトリウム リチウム
2019年2月25日 リマ 栗原健一

ボリビア:ボリビアリチウム公社、中国企業とCoipasa塩湖とPastos Grandes塩湖のリチウム産業化プラント建設のための予備合意に署名

 2019年2月6日付け地元紙によると、同日、ボリビアリチウム公社(YLB)のMontenegro総裁は、Xinjiang TBEA Grup Compani Ltda.のJianfeng米州部長、Baocheng Desarrollo y Tecnología del Salar SRL.のJianlin He社長と、Coipasa塩湖及びPastos Grandes塩湖のリチウム産業化プラントの建設のための予備合意に署名した。
 署名式にはMorales大統領、梁宇(Liang Yu)駐ボリビア中国大使、Oruro県のVázquez知事等も参加した。
 Morales大統領は、リチウム産業化の第4フェーズとしてこの入札を行い、ロシア企業3社、中国企業2社、ドイツ企業1社、アイルランド企業1社が応札、中国企業が落札したと説明した。
 大統領によれば、Coipasa塩湖のリチウム産業化プラントの建設には1,320mUS$が投じられ、計5つのプラント(年生産量 硫化カリウム:450千t、水酸化リチウム:60千t、臭素:10千t、臭化ナトリウム:10千t)が設置される。さらに、中国国内にバッテリー工場(YLB 51%/TBEA-Baochang 49%)が建設される予定である。また、Pastos Grandes塩湖には、1,070mUS$で塩化リチウム・炭酸リチウム・金属リチウムプラントが設置される計画であり、これら一連のプラントにおいて年間1,189mUS$の総利益(utilidades brutas)と689mUS$の純利益(utilidad neta)がもたらされる見込みとなっている。
 梁駐ボリビア中国大使は、ボリビアのリチウム産業化に向けた両国の協力関係の重要性に触れ、ボリビアにおける雇用を創出するこれらのプラント建設に責任を持って取り組むことを約束した。さらに、この日は中国がリチウム産業化の戦略的協定を進められる歴史的な日となったとした上で、中国は2025年までに800千tのリチウムが必要になると述べた。
 一方Echazúエネルギー高度技術次官は、リチウム産業化が進んで、第4フェーズに入ったとし、5つのプラントによって大規模な産業化がもたらされるとしたほか、これらプラントの建設はFS及び設計後に着工すると説明した。また、企業及びOruroの大学の協力を求めた。

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