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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年3月5日 リマ 栗原健一

ペルー:Mina Justa銅プロジェクト進捗状況

 2019年2月27日付け地元紙によると、Marcobre社(Minsur子会社)のRodriguezゼラルマネージャーは、Mina Justa銅プロジェクト(Ica州)では2017年1月の詳細設計開始後、2018年9月に承認・開始された鉱山建設が、2020年に完了する計画であるとコメントした。
 さらに建設投資総額は、詳細設計や建設工事費1,600mUS$に利息やアドバイザー経費等の200mUS$を合わせた1,800mUS$に上る一方、これまでの投資実行額は350mUS$であることを明らかにした。
 また、現在プロジェクトサイトでは3,400名を雇用し、Limaに代替要員150名が待機しているほか、操業に必要な機材類の多くが現場に到着しており、ピット掘削に向けた準備を行っていること、またピット掘削においてはまず酸化鉱に到達した後、2019年末に硫化鉱に到達する見通しであるとした。さらに、酸化鉱と硫化鉱は個別のプラントで処理されるほか、採掘の大部分と酸化鉱プラントの一部において淡水化海水を利用することや、輸出にはIca州内のSan Martin港を利用する計画を明らかにした。
 また、操業開始後4年間で投資回収ができる見通しのほか、最初の6年間における平均銅生産量は150,000t/年となる一方、マインライフ16年間における平均銅生産量は110,000~115,000t/年となる見込みを示した。
 さらに、Mina Justa銅プロジェクトの面積は5,000haである一方、鉱区は60,000haにのぼることに触れ、プロジェクトの資源量増加を目指した長期的なブラウンフィールド探鉱計画が存在することを明らかにした。
 他方、プロジェクトが位置するIca州Nasca郡San Juan de Marcona区は歴史的に鉱業との関わりが深く地域社会との関係も良好であるとし、現在地元住民700名がプロジェクトで雇用されているとコメントした。さらに、民間連携公共事業のスキームを利用したPunta San Juan海洋保護区の観光整備プロジェクトや、上下水道関連プロジェクト等を実施している旨明らかにした。

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