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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2019年3月6日 ジャカルタ 南博志

フィリピン:EV向け電池産業の育成に向け、ニッケル産業界他3団体が連携

 2019年2月1日付地元メディアによると、フィリピンのニッケル産業協会(PNIA:Philippines Nickel Industry Association)、電気自動車協会(EVAP:Electric Vehicle Association of the Philippines)及び欧州商工会議所(ECCP:European Chamber of Commerce of the Philippines)の3団体は1月30日、EV(電気自動車)業界とニッケル産業界の連携を目的とした覚書を締結した。今後の会合において、EV向けリチウムイオン電池の産業化に向けた課題を抽出する等を行い、関連支援策の実現等を政府に働きかけていく。電池の正極材として用いられるニッケルの世界有数の生産国であるにもかかわらず、リチウムイオン電池生産が産業として育っていない現状を憂慮しての動きとみられる。より安価でのEV生産を可能とするため、鉱石から電池正極材生産までのサプライチェーンを構築することが狙いである。
 なお3月18~19日には、フィリピンのニッケル産業強化に向けたイベント「The Nickel Initiative」を開催し、生産者とニッケル需要家(EV、運輸、インフラ等の業界)との連携を強化する。

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