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2019年3月14日 リマ 栗原健一

ペルー:政府、熱帯雨林地域の違法鉱業根絶に向けた一時的軍事基地を設置

 2019年3月6日付け地元各紙によると、政府は、2019年2月19日、Madre de Dios州La Pampa地域において違法鉱業根絶作戦「Mercurio2019」を開始、警察官1,200名、兵士300名、検察官70名の参加のもと、作戦第1フェーズを14日間にわたって展開し、人身売買被害者約50名の救出や容疑者80名の逮捕、物資の押収等を実施したほか、公的機関(州政府庁や国立銀行等)や運輸・通信網の護衛を行った。
 さらに3月5日、現地を訪問した軍事大臣、環境大臣、内務大臣の出席のもと、本作戦第2フェーズが開始された。環境大臣は、既に12haに及ぶ多様な生態系が破壊されたLa Pampa地域を取り戻すとの意思を表明した。
 180日間にわたる第2フェーズではLa Pampa地域に3か所の一時的軍事基地が建設され、各基地に兵士100名、警察官50名、検察官1名を配備、違法鉱業により占拠されていたエリアの解放とこれら業者の根絶による作戦完了を目指す。
 Madre de Dios州の違法鉱業は、鉱業禁止エリアにおける水銀を利用した金採掘によって広大な熱帯雨林を破壊しているほか、違法森林伐採、人身売買、児童労働その他様々な犯罪等、重篤な社会・環境問題の温床となっている。

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