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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 その他
2019年3月26日 シドニー 吉川竜太

豪:Rio Tinto、顧客が排出する温室効果ガスの管理を求める環境投資活動グループの動議を否決するよう株主に勧告

 2019年3月18日付のメディアによると、Rio Tintoは環境投資活動グループであるMarket Forceから、同社が顧客に販売した鉄鉱石の処理により排出される二酸化炭素などの温室効果ガス削減戦略と目標値の設定を求められているが、2019年5月に実施される年度総会においてMarket Forceから提出されるであろう動議に否決票を投じるよう株主に勧告した。Rio Tintoの豪市場発行株式0.02%を保有するとされるMarket Forceは同社に対し、地球温暖化を1.5℃に制限するためのパリ協定の目標を遵守するための行動として、Scope 1(企業活動による直接の排出)、Scope 2(使用電力等による、非直接的排出)、Scope 3(企業製品を使用する顧客に寄る排出)の、短・中・長期における排出量削減目標値の設定とそのための戦略を2020年以降の年度報告書から掲載することを動議の中で求めるとしている。Rio Tintoは、中国の鉄鋼メーカーを含む顧客の温室効果ガス排出量を管理することは事実上不可能であり、また、IEAのシナリオに基づいて地球温暖化を2℃以内に制限するための目標値と戦略を現在策定中で2020年に公表予定であるため、株主に対して動議を否決するよう勧告している。

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