閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2019年3月29日 サンティアゴ 村上尚義

チリ:CODELCO・Chuquicamata製錬所、2019年4月に操業再開の見込み

 メディア報道によると、有害物質排出基準(Decreto Supremo 28)へ対応するため操業を休止して改修工事を行っているCODELCO・Chuquicamata製錬所は、硫酸プラントのガス捕集率を引き上げる改修工事の進捗率が96%に達しており、2019年3月末には完工する予定である。その後、試験操業が順調に推移すれば、2019年4月上旬に操業再開の見込みとなっている。ただし、改修工事を請け負っているSNC-Lavalin Group Inc社の作業遅延等により、さらに再開が遅れる可能性も指摘されている。
 Chuquicamata製錬所は、新有害物質排出基準が施行された2018年12月13日から操業を休止して改修工事を行っており、約41mUS$の損失が予想されている。
 CODELCOは、Chuquicamata、Ventanas、PotrerillosおよびCaletonesの各製錬所を新しい排出基準へ適合させるため総額2.152bUS$の設備投資を実施している。Chuquicamata製錬所の改修工事には計1.013bUS$が投じられる見込みで、今後、溶融量の拡張、粒状物質・硫黄の排出抑制、精錬炉排出ガス処理の改善およびPierce-Smith型コンバーターのフード交換による硫黄回収率向上が計画されている。
 同様に、ENAMIが所有するPaipote(Fundición Hernán Videla Lira)製錬所は2018年4月に改修工事に着手し、2018年12月20日から操業を休止して改修工事を行っていたところ、2019年1月7日に操業を再開した。このPaipote製錬所の改修には、約56mUS$を費やしている。

ページトップへ