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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年4月1日 リマ 栗原健一

ペルー:Southern Copper社、Tia Maria銅プロジェクトその他案件の見通し

 2019年3月18日付け地元紙によると、Southern Copper社のGonzales社長はTia Maria銅プロジェクトについて、環境影響調査(EIA)の期限が2019年8月に迫っているのは事実であり、それまでに政府からの鉱山建設許可が下りない場合、新たなEIAの作成、市民参加プロセス、承認申請を含めた全ての手続きをゼロからやり直すことになるとした上で、政府の決断力不足によって時間がかかっているものの、期限までに建設許可を得たいとの考えを示した。
 一方、プロジェクト地域との関係性は、子会社Valle Unido社による農家に対する情報提供のほか、大学や専門学校と連携した教育プログラム等を通して大きく好転したことを明らかにした。
 また、鉱山建設許可が得られた場合、その翌日にも建設を始められるものの、あくまでも地域自治体との調整を行った上で活動していきたいとの考えを示した。
 さらに、約5年前に本プロジェクトの開発見通しが立たない中、既に搬入されていたプラントや重機材の多くを他のプロジェクトに移動させたものの、ベルトコンベア等一部の資材は現在もArequipa州内に保管されており、鉱山建設許可の知らせを待つ状況にあるとコメントした。またTia Maria銅プロジェクトが操業を開始すれば、本プロジェクトで生産される硫酸を、別途建設が計画されている新製錬所におけるリーチングに活用することができるとコメントした。
 一方Los Chancas銅プロジェクト(Apurimac州)ではEIAを実施中であることや、Michiquillay銅プロジェクト(Cajamarca州)では、探鉱活動のほか、MichiquillayやLa Encañadaといった地域コミュニティとの対話を行っていることを明らかにしたほか、Cajamarca州政府に対しても、Conga金・銅プロジェクトが中止されたことで落ち込んでいる投資の重要性等について説得していく方針を示した。

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