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ニュース・フラッシュ

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2019年4月2日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:加Excellon Resources社幹部、精鉱盗難被害に関するインタビュー

 2019年3月27日付け地元紙は、約3年間の精鉱盗難被害を公表した(盗難額等は、2019年3月27日付 ニュース・フラッシュ:加Excellon Resources社、約3年間に渡る精鉱盗難被害を発表参照)。加Excellon Resources社幹部は、同盗難被害を発見できなかった経緯などについてインタビューを掲載している。概要は以下のとおり。
 盗難は、同社がDurango州に保有するLa Platosa鉱山の鉱石を処理するZacatecas州Miguel Auza選鉱プラントからManzanillo港へ輸送する間に行われていた。メキシコでは、同社以外にも2015年のMcEwen Mining社(2015年4月13日付 ニュース・フラッシュ:加McEwen Mining社、8.4mUS$相当の金精鉱が強奪される参照)、2016年のAgnico Eagle Mines社などの企業が精鉱の盗難被害にあっている。2011年に精鉱盗難被害がいくつか発生したことで鉱山企業は対策を講じた。盗難被害が増大しているという明確な兆候はないものの、鉱山企業は対策を継続的に強化しなければならない。一般的な精鉱盗難の手口は、輸送会社が関与し、輸送トラックを輸送中に停止させ、抜き取り、重量を改ざんするというものであり、受け取る会社と輸送会社の関係者が共謀している。Excellon Resources社が3年もの間、被害を見逃してきた背景には、同社のマネージャークラスが管理文書を改ざんしたことで、発見が困難であったことが上げられる。
 当局の調査状況について細かくは言えないが、Zacatecas州及びDurango州政府の対応は非常にスムーズであるし、鉱山が地域経済に果たす役割を非常に理解しており、Excellon Resources社としても、メキシコの持続可能な開発を進め、地域の発展に貢献していく。メキシコは国土が広く、犯罪も多種多様である。新連邦政府は、汚職撲滅、安全保障を主要課題として取り組んでおり、協力していきたい。

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