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2019年4月3日 リマ 栗原健一

ペルー:Las Bambas銅鉱山争議でNueva Fuerabamba村長保釈、仮合意達成

 2019年3月29日~4月1日付け地元各紙によると、3月28日、政府はCusco州Chumbivilcas郡Coquemarca区の国道PE-3SY線130~160km地点までの間及び同国道から500mの範囲に発出している非常事態宣言を4月12日まで延長し、さらにApurimac州Cotabambas郡Challhuahuacho区に対する非常事態宣言を発出した。Chumbivilcas郡では、27日に大臣らを乗せたヘリが住民によって投石される等、緊張状態が高まっていた。一方で、同日午後、Nueva Fuerabamba村Rojas村長が1週間ぶりに保釈された。
 Rojas村長は、保釈後、「この7か月間、Minera Las Bambas社や政府との争議において、常に対話を図ってきた。コミュニティ、国家、企業の全てにとって有益な解決を望んでいる」との考えを示したほか、Nueva Fuerabamba村は反鉱業的考えを持っているのではなく、所有地に係る権利を要求しているだけだと主張した。また報道によれば、検察に対し、2名の法務アドバイザー(Chavez兄弟)による指示を受けていたことを認める供述を行った模様。一方、Nueva Fuerabamba村のVargas副村長は、Rojas村長とは異なり、あくまで2名の法務アドバイザー保釈も要求している。
 また、3月31日にはDel Solar首相とRojas村長が協議を実施し、政府による非常事態宣言と、住民による道路封鎖を同時に解除することが提案された。Rojas村長は、Nueva Fuerabamba村に帰着後、住民に対して本提案を伝え、合意が得られた場合、非常事態宣言と道路封鎖を同時解除の上、4月6日から対話協議を再開することで合意した。さらに、再開後の協議においては、住民からの信頼を高めるべく、カトリック教会と市民オンブズマンの代表者2名が仲介者として参加することが取り決められた。

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