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2019年4月4日 リマ 栗原健一

ペルー:Minera Las Bambas社、一連の争議に関し声明を発表

 2019年3月30日、Minera Las Bambas社は、今回の争議や背景に関する説明や見解を示す声明を発表した。概要は以下の通り。
1.政府による対話解決に向けた努力を認めると共に、Minera Las Bambas社としてもApurimac州やペルーの発展に寄与するため、政府の取り組みに協力する所存である。
2.国道PE-3SY線(Cusco州Yavi Yaviエリア)及びLas Bambas銅鉱山へのアクセス封鎖によって8,000名以上の従業員やスタッフの出入りが不可能となっており、彼らの基本的人権に影響が及んでいるほか、本人やその家族に懸念をもたらしている。Minera Las Bambas社は、彼らの安全確保を目的とした措置を講じている。
3.道路封鎖によって、原料の搬入や鉱物の輸送が阻止されていることから、数日以内に生産が停止される見込みである。生産停止は地元や国内経済にとって大きな損失となる。2016年から現在まで、Las Bambas銅鉱山は750mPEN以上のロイヤルティを納付し、Apurimac州政府をはじめ、同州内の84の自治体や大学2校に裨益している。
4.運輸通信省によって、封鎖されている道路(PE-3SY)は、2008年以前から公道として存在していたことが確認されている。つまり本道は、2011年に弊社がFuerabamba村に対しYavi Yaviエリアを補償の一部として譲渡した時点において、既に存在していた。他の公道と同様に、法律は、全ての人が本公道を自由に通過できるものであることを定めている。その後、本道路のカテゴリーが州道や国道に変更されたのは、一般公表されている文書に示される通り、自治体や郡政府、州政府の要請に基づくものである。
5.一方、Fuerabamba村の移転プロセスは2008年に開始され、異文化受容の観点に基づく対話協議によるFuerabamba村の積極的かつ恒常的な参加の結果、2011年に正式に合意した。さらに、村からの要請に基づいて、新たな居住地Nueva Fuerabamba村がApurimac州に建設された。
6.当初、Las Bambas銅プロジェクトとAntapaccay銅鉱山は同一企業に所属しており、両鉱山を鉱物パイプラインでつなぎ、Las Bambas銅鉱山の鉱石を、Antapaccay銅鉱山で処理することが計画されていた。その後、これら2つのプロジェクトをそれぞれ独立させるために必要な技術的要件として、鉱物輸送プロセスの変更を実現させるために、法律の規定するプロセスに基づき、環境影響調査の変更が実施された。なおこの変更は、Las Bambas銅プロジェクトが、GlencoreからMMGコンソーシアムに売却される前の時点に実施された。
7.Fuerabamba村の新たに就任した複数の代表者や法的顧問がLas Bambas銅鉱山に対して要請しているのは、公道の利用に対する支払いであり、法的な正当性を持たない対価である。
一方で同村はMinera Las Bambas社が提示した開発プロジェクトへの支援を、何度も拒絶している。
 Minera Las Bambas社は、暴力行為を断固拒否すると共に、Apurimac州やペルーの経済に深刻な打撃をもらす操業停止を回避するため、早急な解決に向けた対話に応じる所存である。

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